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霧幻峡とは

霧幻峡は300年間の歴史を紡ぐながらも、昭和39年に裏山の土砂崩壊で残念ながら廃村となりました。
その廃村集落には、今なお大山祇神社や子安観音、霧幻地蔵や古民家、硫黄鉱山等の産業遺跡が歴史のままに残されています。
近年、重なる厄災から逃れたこの地蔵や神社や観音堂は守り本尊として、又そこに宿る霊力が訪れた人の運気を上げ、願い事をかなえる「パワースポット」としても注目を浴びています。

主なスポットの紹介

霧幻地蔵

昭和19年に建立された霧幻峡のシンボル的スポット。素朴な地蔵に癒やされます。

子安観音

三更集落誕生と同時に建造された観音堂。子宝と安産と子供の健やかな成長を願う人達が近隣からもたくさんお参りに訪れて、賑わっていたといいます。

滾滾(こんこん)清水

山上湖でカルデラ湖である沼沢湖の浸透水が、深い地下に濾過されて突然に湧き出でています。流れ清水ではないこの聖水は、天下の名水として、古来より地域住民を潤しています。雨沼集落~霧幻峡に向かう町道添えに湧き出ており、車で行って汲むことも出来る利便性もあり、近年その聖水を求める人々が急増し人気が更に高まっています。

玉造硫黄鉱山跡

昭和28 年~採掘が始まった玉造硫黄鉱山は、村に活況を及ぼしたものの、僅か7年で閉鎖となりました。高度成長期になると硫黄の需要減や輸入の増加で採算が悪化し、昭和35年に完全に閉山となったもので、閉山により放置された鉱山採掘穴にやがて水が溜まり、それが昭和39年のブナ坂大崩壊の原因となり、三更集落は廃村の道を辿る事となりました。

雨沼の展望台

廃村となった三更住民の集団移転先である雨沼集落は、只見川渓谷の高台に位置し、早戸温泉つるの湯と只見川渓谷越しに向かい合い、湯の上場崖の豪快壮大な岩壁をつぶさに見ることができます。